2012.12.3UP |
駿府城公園に監視カメラの新設は必要でしょうか。静岡市職員の自傷行為発覚後の動きは何かおかしい!! |
1. 駿府城公園で静岡市職員が刺傷され、殺人未遂事件の捜査が始まり、公園入口等に捜査協力を求める警察の立看板が何枚も設置され、夜遅く内堀で何名もの警察官が通行中の市民に情報提供を求めておりました。私も夜遅く街からの帰りに女性警察官から声を掛けられた1人です。その当時、メディアは市職員を実名で報道していました。
2. ところが狂言と分かったところで、ピタッと実名報道は止まりました。捜査に動員された警察官は延べ人数にすると相当な数に達し、掛かった費用も相当な額に達していたことでしょう。
また、事件発生後狂言が発覚する前から、駿府公園に防犯カメラを設置しようとする行政側の考えが報道されていました。しかし、「防犯カメラ」とは云っても実態は「監視カメラ」であることに変わりはありません。狂言と分かったので、監視カメラ設置の動きはなくなったものと私は思っていました。
3. しかし、12月1日(土)静岡新聞朝刊によると、田辺信宏静岡市長は11月30日の定例記者会見で、「市民の安全を守る観点から、駿府城公園内の防犯カメラは新設する考えを改めて示した」とあります。
自作自演であることが判明した以上、駿府城公園は現実に危ない公園ではなかったので防犯のためという前提は成立しません。しかも市職員の自作自演ですから、尚さら市長が設置に傾くというのは理解不能です。まるで、市職員の自作自演を待っていたかのように設置を急いでいるように見えます。今や、監視カメラは十分に至るところに設置されており、私は市民のプライバシーが丸裸にされることに危惧を感じております。
4.
(1) 駿府公園での市職員狂言事件で
イ. 駿府公園内に監視カメラを設置することの是非、必要性
ロ. メディアはなぜ実名報道をやめたか。
ハ. 自作自演者に同情すべき事情の有無と内容
ニ. 捜査機関等に無駄な経費を使わせたことの損失は本人が負担するのか、あるいは誰が負担すべきか
ホ. 当該市職員の行政処分、刑事上の処分はどうなるのかについて
私は関心を寄せています。
(2) いずれにしても議論は、事実から出発することが大事なので、
@ 上記事件について事実(真相)を知る方は当事務所メールアドレス[email protected]かFAXで教えて下さい。
A イ、ニについての意見を、当事務所メールアドレス[email protected]かFAXでお寄せ下さい。
B また、ロについてメディアの方は実情を教えて下さい。
(3) 寄せられた意見の数、反応によっては、是非討論集会を考えたいと思っています。
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